おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

山行記録

其の四十二 両神山八丁尾根(リベンジ) 2016/5/18

前年(2015)の暮れに未踏で終わった両神山八丁尾根コース。 ガスに煙ったナイフリッジを前に撤退を決めたあの時から、おれの心の奥にそれは硬いしこりとなってわだかまっていた。 悪天候だけが撤退の理由であればさほどこだわることではないのだろうが…

其の四十一 大菩薩嶺 2016/5/5

そんなわけで大菩薩嶺。 ここに至った経緯は前回にあらかた書いてしまったので、今回は単刀直入に本題から始めようと思う。一応前回のを下に貼っておくのでどうしてもその経緯が知りたい人は(いないと思うが)そちらから確認していただきたい。全般的にどう…

其の四十 三頭山 2016/5/4

家族を連れて登る初めての百名山は大菩薩嶺あたりがよかろうと、ずいぶん前から目をつけていた。 …と書き出してから良く見てみたら百名山は筑波山ですでに家族と登っていたことに気づいたのだが。しかしこんなことをいうとなんだが、筑波山の百名山における…

其の三十九 雲取山石尾根縦走(山頂〜奥多摩駅) 2016/4/22

前回の続きの雲取山なのだが。。 ずいぶんと更新の間隔が空いてしまった。 というのも先ごろヨメが衝動的に家を買ったりしたもんでここのところ諸々の準備などで忙しく、おかげで山にも行けず、ブログまで手が回らず。。 買った家が30年ものの中古住宅なの…

其の三十八 雲取山(三峰口〜雲取山荘) 2016/4/21

2015年の暮れから16年の前半にかけての時期を振り返ってみると。 谷川岳を登ったあたりを最後に、なんとなくスカッとしない、停滞気味の山行が続いていた感が否めないのだった。 子供を連れての近場の低山だったり、ホームグラウンドでのトレーニング的な山…

其の三十六 高尾山 2016/4/6

浮世のことなど我関せずと斜に構えて生きてきたおれだが、子供ができれば世の中の面倒な仕組みなんぞと否応なく関わらなければならなくなるわけで、こんなダメ親父でもPTA問題やら待機児童問題やらに直面したり、子供のいじめ問題や教育行政など色々と気にな…

其の三十五 榛名富士(伊香保温泉〜榛名神社) 2016/3/13

2016年一発目の登山は雪の榛名富士。 と言いたいところだが正直これを登山と言っていいものか。。 と言うのも山頂手前までロープウェイで登り、そこから100mほど歩いて山頂の祠にお参りしただけなのである。 ちなみに登山口となる榛名湖から榛名富士の標高差…

2016年に登った山をまとめるとブログ的には予告編になるのだった。

図らずもちょうど一年遅れのペースで山行記録を書き連ねているこのブログ。 本来ならなるべくリアルタイムに近い感じでやっていきたいところだが、阿呆のようにちょうど一年前のことを思い出しつつ書いている次第である。 別に意図してそうしているわけでは…

其の三十四 二子山(小鹿野町) 2015/12/8

前回の両神山八丁尾根で味わった“撤退”という屈辱。 素人単独登山としては賢明な判断だったと思いつつも、その判断の内に潜む「臆した」という事実から目をそらすことができずにいた。その記憶が心の底に魚の小骨のように刺さっていて、山について思いを馳せ…

其の三十三 両神山八丁尾根(未踏破) 2015/11/12

他県との境に接していない唯一の純埼玉製百名山である両神山。その独特の山容といい、山深い寂れた佇まいといい、秩父全域を見渡せる山頂からの眺めといい、埼玉県民が世界に誇るべき山であり、おれの中でも5本の指に入るお気に入りの山である。 その両神山…

其の三十二 宝登山〜長瀞アルプス 2015/11/3

とある11月の祝日。ここのところ仕事の鬼と化しつつあるヨメは休日出勤。 というわけで子供二人と休日を過ごさねばならないのだが、正直ガキの相手などまっぴらである。なのでガキどもに親父の相手をさせることにする。そうは言ってもこっちは大人なんだから…

富山旅行と立山黒部アルペンルート 2015/10/24~26

おれの両親は富山県の出身で、親戚などもあるので子供の頃の夏休みは毎年富山で過ごしたものである。父親の実家は立山の麓の立山町にあり、母親はその隣、剱岳の登山口のある上市町で生まれ育った。 山を好む者にとってはこの上ない出身地なわけだが、人生の…

其の三十一 比企三山縦走(笠山・堂平山・大霧山) 2015/10/21

地図を広げて奥武蔵をざっと眺めると、尾根の連なりやピークの配置、林道と絡む登山道の連なりなどといった観点から幾つかのエリアに分かれる感じが見えてくる。 特に深く探求したわけでもないのであくまでおれの印象レベルでいうと、たとえば日和田山から始…

其の三十 谷川岳・西黒尾根 2015/10/5

日本三大急登というのがあって、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根、北アルプス烏帽子岳のブナ立尾根、そして今回登る谷川岳の西黒尾根がそれにあたるのだという。 どんな基準でそれが選ばれたのか知らないし、調べてみても定かでない(少なくともGoogle検索の1ページ目…

其の二十九 武川岳〜伊豆ヶ岳 2015/9/16

夏にかけてのここ暫く、名のある感じの山への山行が続いた。 だが名のある山への興味と並行して地元の山への愛着も増しつつあるのだった。 奥多摩や丹沢、高尾あたりと比べるとなんとなく一段下に見られる感じが拭い去れない秩父・奥武蔵。そう見るのも埼玉…

其の二十八 西沢渓谷 2015/8/24

夏休みとなれば遊びもやはり子供中心にならざるを得ないのがお父さんの宿命。海に花火にと一応それなりにお勤めを果たし、夏の締めくくりはキャンプというわけだ。 このところ自然派を気取るお父さんだが実際のキャリアは浅い。バイクツーリングでのテント泊…

其の二十七 武尊山 2015/8/12

群馬県利根郡に鎮座する武尊山。水上町、片品村、川場村の境に位置し、日本百名山に挙げられた山である。 武尊は「ぶそん」でも「たけるのみこと」でもなく「ほたか」と読む。諸説あるが何らかの当て字のようであり、通常の漢字読みでは武尊を「ほたか」とは…

其の二十六 瑞牆山 2015/7/21

山を登り慣れてきたところで百名山などに食指が伸びる。 夏だし、ある程度標高がある山に足が向くのである。 そんなわけで。 2015年、夏の百名山第二弾!今回は瑞牆山だ。 奥秩父の西端に位置し、山頂部の奇岩が目を引く。頂上は一枚岩の岩畳となっていて、…

其の二十五 日光白根山 2015/7/7

梅雨の間は天気のおかげで予定していた山行を中止にするといったことが起こりがちだ。まあおれの場合は基本的に晴れた日に出かければいいやという感じでやっているので、天気が悪ければ中止にすればいいだけの話なのだが(おかげでせっかく買った雨具もほと…

其の二十四 棒ノ嶺〜岩茸石山・惣岳山 2015/6/15

三度目の棒ノ嶺。 前回から1年近く空けてのリピートである。 あの頃は登山を始めたばかりでこの山の基本コース(さわらびの湯→白谷沢→山頂→滝の平尾根→さわらびの湯)を周回するだけでヘロヘロになっていたが、山歩きにも慣れてみると同じコースがちと物足…

其の二十三 天狗岳 2015/6/4

山登りを始めて1年。前回初めて2000m超の山に登り、次はとりあえずまた奥秩父あたりにでも行ってみようかと考えていた矢先、暇があれば眺めているガイドブックのページを何気なくめくっていると、ふと、今まであまり気に留めることのなかった天狗岳という山…

其の二十二 乾徳山 2015/5/21

*1 普段何かをやるときには、あまり基本にとらわれずに出鱈目自己流でやってしまうことが多いのだが、こと山登りに関しては比較的律儀な感じで基本に忠実にやってきたようで、特に意識したわけではないのだが、ここまで登ってきた山は未だ標高2,000m以下のも…

其の二十一 川苔山 2015/5/12

丹沢リベンジを果たし、またひとつ大人の階段を登った山のおっさん。 今回は初めての、友人を伴っての山行だ。 ここまでおれの登山は基本単独、時々家族を連れてという感じで「山の仲間」といった存在とは無縁だった。 もともと誰かに誘われたわけでなく、己…

其の弐十 塔ノ岳 2015/5/5

一年ぶりの丹沢。前回散々な目にあった本格登山デビューの鍋割山以来である。 別にこのリベンジを目標に一年間登山に励んできたとかそんな話じゃないのだが、一応それなりに歩ける脚を作ることも登山を続ける上でのテーマのひとつであり、一年の時を経て自分…

其の十九 箱根・湯坂路〜駒ケ岳 2015/5/3

本格登山デビュー戦で苦い砂をかみしめた鍋割山の悲劇から1年。またゴールデンウィークというやつがやってきた。そしてこのGWには当然昨年の雪辱戦が控えているのだが、 その前哨戦として、おれは前々から興味のあった箱根の山に登るスケジュールを少々強引…

其の十八 伊豆ヶ岳〜正丸峠〜刈場坂峠 2015/4/21

伊豆ヶ岳は地元埼玉、奥武蔵でおれが最も多く足を運んでいる山だ(2016.4.26現在)。851mと標高は低いがアプローチの山村集落から登山道に入ってしばらくの沢沿い歩き、雑木林の急登から尾根に出てガレ場の稜線、そして最後の鎖場と山の楽しさがコンパクトに…

其の十七 両神山・日向大谷コース 2015/4/2

埼玉県の秩父市よりも少し奥、小鹿野町に鎮座する両神山。山頂部に鋸歯型の尾根を持つ険しい山容が特徴的な山で、日本百名山の一つに数えられている。 埼玉県の山では他にも雲取山と甲武信岳が百名山とされているが、いずれも他県との境に位置するものであり…

其の十六 ユガテ・越上山・顔振峠 2015/3/26

花粉症歴20年以上のおれにとって、この時期の山行はなかなかにリスキーなものである。特に近場の低山となれば杉や檜の植林だらけなわけで、わざわざ花粉の坩堝(るつぼ)に飛び込んで行くようなものだ。 実際、重度の花粉症の人の中にはこの時期の山行は控…

其の十五 武甲山 2015/3/13 & 2016/4/2

武甲山と言えば言わずと知れた秩父の名峰であり、日本二百名山にも数えられている埼玉県を代表する山である。 秩父の街だけに限らずうちの近所の川の土手からでも秩父方面を見れば一際目を引く独立峰であり、平地から突然湧き上がるようなその山容は丹沢の大…

其の十四 日和田山・物見山 2015/2/10

去年(2015年)の今時分は既に何度か山に行っていたのだが、今年は年明けからまだ一度も行けていない。年始に少々バタバタし、その後は狙った休日に雪が降ったりして機を逸したと思ったら、今度はムスメどもが相次いでインフルエンザ、さらに長女→おれ→チビ…