其の三十四 二子山(小鹿野町) 2015/12/8

前回の両神山八丁尾根で味わった“撤退”という屈辱。 素人単独登山としては賢明な判断だったと思いつつも、その判断の内に潜む「臆した」という事実から目をそらすことができずにいた。その記憶が心の底に魚の小骨のように刺さっていて、山について思いを馳せる度におれの心に鈍い疼きを呼び起こす。。 あの時ナイフリッジ…