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おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

其の三十二 宝登山〜長瀞アルプス 2015/11/3

山行記録 秩父・奥武蔵 親子登山

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とある11月の祝日。ここのところ仕事の鬼と化しつつあるヨメは休日出勤。

というわけで子供二人と休日を過ごさねばならないのだが、正直ガキの相手などまっぴらである。なのでガキどもに親父の相手をさせることにする。そうは言ってもこっちは大人なんだから結局のところガキのお守りとなるのだが。。

まあ山にでも行っておけばなんとかなるだろう。

さらに動物園でもあれば子供達も親父の相手をさせられたとは思わないだろう。

 

そんなわけで宝登山。そして長瀞アルプス。

小学校の遠足でも行った長瀞。岩畳や川岸まで抜けていく土産物街の風情が案外好きで、山登りを始める前にも何度か車やバイクで訪れたことがある。

 

が、当時は荒川側から道を挟んだ向こう側に聳え立っている宝登山を見ても、そこに登りたいと思うことはついぞ無かった。ご丁寧にロープウェイまであるのに、そっちの方にはまるで興味が湧かなかった。ましてや歩いて登るなどまったくありえないような話だった。

 

山登りに興味のないぐうたら男の感覚というのはそんなものなのかと、今思い出すと少々違和感を覚えるわけだが、今にして当たり前の行為となった山登りというものも、見方によっては意味不明な狂気の沙汰のような行動に映るものでもあるのだということは自覚しておくべきであろう。

 

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「行くなら子供達と」と随分以前から狙っていた長瀞アルプスと宝登山秩父鉄道野上駅前の駐車場に車を置いて出発した。山に入る前にスーパーで買い物をしてそこから登山口へ。子供の脚で休み休み、2時間30分ほどで宝登山の山頂に到着。山頂で一休みしてから動物園を経て、ロープウェイは使わずに歩いて下山。長瀞駅に着いたのが17時頃でちょうど日が暮れた感じだった。通常のコースタイムは3時間15分、歩行距離は約8kmで高低差は250m。

 

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低山の「◯◯アルプス」なんて、人が勝手に呼ぶものかと思っていたら自らそう名乗っていらっしゃる。さらにご丁寧にハイジのブランコまで。。

このアルプス、本気のようだ。

 

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二手に別れる道の上の方に行ってみたら徐々に狭くなってきて、草をかき分ける感じになってくる。見ると脚に大量の緑のブツブツが。。

子供達はなぜかこれを「くっつき虫」と呼んで喜んでいる。植物であり断じて虫ではないのだが。

来た道を引き返して分岐まで戻り、「くっつき虫」の除去に10分ほど費やし、もう一方の道へ向かった。

 

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アルプスと名乗る稜線は勾配もゆるくあまり登りを意識しないでのんびりと歩ける。広葉樹の下は木漏れ日の明るさ加減も丁度よく、秋の空気につつまれて快適に歩ける。

 

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適度なアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げていく。といっても大した高さではないので、きつい登りだとすぐに愚図る子供らも文句を言わずに歩いていた。

せいぜい3kmちょっとの稜線歩きだが道の感じも程よく変化に富んでいて、退屈せずに歩くことができた。水やおやつを各々自分で背負って歩くムスメ達。自分のものは自分で、と自覚させた方が俄然張り切るようだ。

子供達にとっては大人のように荷物を担いで歩けるというだけのことが大きな意味を持つようである。

 

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長瀞アルプスを越え、しばらく舗装道路を歩いた後、再び登山道に入る。ここから先は宝登山の山頂までひたすら登り。このコースでは唯一登りらしい登りだった。階段を越え最後の急坂を登り切ると一気に視界が開け、秩父方面が一望できる。

 

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埼玉の二大カリスマ、武甲山両神山をいい感じに見渡せる。

 

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普段木々に触れ合うこともない都会っ子。木に抱きつくという行為が新鮮なようだ。

西面が開けた山頂は見晴らしも素晴らしく、木立の合間に平らに広がっていて休憩するには最適の場所だ。まあ観光地の山だし遠足とかでも来るのだろうし。小学校の一学年分くらいが展開しても十分に収容可能な感じである。

 

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山頂から少し下ったところに宝登山神社の奥宮。参道脇に茶屋があり、みかんを頂く。

そこからさらに下って動物園へ。まわり込む感じでちょっと歩く。

 

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動物園に到着。基本、小動物及び家畜系の小動物園。クマの剥製と猿山もあり。

 

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放牧スペースに入ることができ、動物と触れ合うことができる。鹿に触れた、というのがなかなか嬉しかったようで長女は帰り道に何度もその話をしていていた。

生意気なくせにビビリの妹は少しお姉ちゃんを尊敬したようだった。

山歩きの後に立ち寄って小一時間見て回るには丁度良い動物園。

若干寂れ気味だったが末長く続いて欲しい感じの施設だった。

 

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下りはロープウェイでと考えていたが子供達はまだまだ余力がある。動物園からロープウェイ乗り場は山の反対側の位置で少し距離があり、そこに向かうならこのまま歩いて降りても大差ない感じがする。

下山道は車も通れる感じの未舗装の道路で動物園からすぐにそっちに向かうことができる。実際多くの家族連れがそのまま歩いて降りていくようなので我々もそれにならうことにした。

途中下り坂で走ってコケて泣いていというお約束的なトラブルがあったが宝登山神社まで30分ちょっとで降りきることができた。

 

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神社で家内安全を祈願し長瀞名物ライン下りに興じ、駅前で小腹を満たしてから電車で一駅。車を止めた野上駅へ戻り帰途につく頃には日もすっかり沈んでいた。

 

正直この日の写真は見ているだけでニヤニヤしてしまうくらい、ウチのムスメ達がお茶目で可愛く写っているのだが、プライバシーということもあってそういう写真をここに掲載できないのは非常に残念である。

なるべく顔が写ってないのを選んで載せているのでうつむいてるような写真もあったりして、嫌がる子供を無理やり山に連れてきた親父のように思われる向きもあるかもしれないが、実際は子供達の笑顔の写真もたくさんあるのだということをお断りしておく。

まあそれ以上に親父の方がいろんな意味で楽しませてもらった一日であったが。。

なんだかんだいっても親バカ万歳といった感じである。以上。

 

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山と高原地図 奥武蔵・秩父 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 奥武蔵・秩父 2016 (登山地図 | マップル)

 

 

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