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おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

Blogを始める。基本テーマは「山登り」。

Blogを始めようと思い立ちここを登録してからずいぶん経つ。

なぜすぐに始められなかったのかというと、タイトルが決まらなかったからというのが一番デカイ理由である。

タイトルが決まらないということは要するに内容が絞り切れていないということだ。ここしばらくはまっている登山をベースにするのがよかろうとは思いつつも、それ以外にも書きたいことがある気がするしといった感じで、山っぽいタイトルのBlogにすることがためらわれたのである。

だがダラダラと先延ばしにするにもほどがある。登録してからすでに半年以上が過ぎているのだ。

 

そんな次第でひとまず「おれの山、おれの道」というタイトルで始めてみる。

 

「おれ」というのは一人称でいちばんしっくりくるのが「おれ」だから。漢字でもカタカナでもなくひらがなの「おれ」である。「俺」というと肩に力が入っている漢字がするし「オレ」というと気取りつつ間抜けというか、カフェオレじゃねーし、という感じだし… まあ「僕」でも「私」でもいいんだけど、なかなか難しいものだ。

で、山というのはそのまんまで「山」の話。

道というのは、まあ広い意味での「道」である。

半年考えた結果がこれかという感は否めないが、そんな感じでとりあえず始めてみることにする。

先のことはわからないので、路線がずれていくことも考えられるし、ことの次第によってはタイトルも変わるかもしれない(実はすでに一度変更している)が、基本は山についてのBlogでいくつもりだ。まあ、いずれは山がテーマではなくなるかもしれないが、その時はその時ということで、Blog自体は続けていきたいと思う。

 

以下、ひとまず山について語ってみる。

 

おれの中で山への興味が高まり始めたのは二年ほど前、 2013年の暮れあたりから。

きっかけははっきりしないが、テレビの旅番組なんぞを見て、なんとなく「山もいいかな」と思ったあたりから徐々に気持ちが動いていったように思う。

それまで登った山といえば高尾山くらいのもので、あとは「いつか富士山でも」という漠然とした思いがあるくらいのものだった。

 

たぶん、潜在的な山への憧れみたいなものはずっとあったのだと思う。

登山を始める以前にも、サイクリングやバイクでのツーリングだったりキャンプだったりと多少のアウトドアの経験はあって、その方面への興味がないわけではなかった。

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そんなおれの「山への憧れ」は長いこと「体力的にキツそう」だったり「高いところが苦手」といった重しによって心の奥に封じられていた。身近に山登りをする人もいないし、特にきっかけもなかったので、なんとなく気になることがあっても実行に移すまでには至らなかったのだ。だが自分のなかでふとしたきっかけで機運が高まり、いざその封印を解いてみると、山にある様々なものがおれの趣味や興味とよく馴染むことに気づいた。

 

踏み跡程度の登山道を辿って山に分け入っていく時の自然のなかにポツンといる感じ、そこに没入していく気分。自分の足で歩いてしか行くことのできない場所へ向かっていくという静かな高揚感。岩場や急登、自然の地形を乗り越えていく緊張感、山頂で一気に開けた視界から周囲を見渡す開放感、達成感。

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山の魅力はいろいろあるが、それらの感覚は総じて自然の前に投げ出された自分という存在の小ささを自覚させてくるもののように思う。そんな状況下で、進むも戻るも、きつい道を選ぶのも楽な道を選ぶのも自分次第、全てを自分で選択しながらそのケツを自分で拭くように、ただ自分の足で歩くという行為が、なぜかこの上ない充実感をあたえてくれる…

 

などと利いた風なことを言ってみても、まだ山の世界については入り口から眺めた程度の経験しかない。 山登りを初めて2年が過ぎ、かつて心の封印となっていた体力面はそれなりに鍛えられたと思うが、高いところは未だに苦手だ。

日帰り登山しか経験がない身にとっては、山小屋とか野営とかしながら縦走などと考えるだけで山の世界はまだまだ深く、これからそっちにも足を伸ばしていこうかと思うと興味は尽きない。

 

興味を持たない者から見れば、山などというものはただの地形である。

なんとなく通り過ぎ、なんとなく眺めている時、そこにあるのは単なる起伏した地形に過ぎない。

そこに「山」を見いだすのは人である。興味を持って眺めた時、そこに「山」が存在していることを人は認識するのだ。そしてそこは様々な思いやロマンを投影できる場所となる。

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 その「山」を登るという行為に、おれは自分がここまで生きてきた中で見出し、収集がつかないままに散り散りに漂っているロマンの欠片を投影し、やがてひとつのテーマとなるフィールドへと続く道を、言い換えるならおれという一人の迷える男の生きる道を探すべく、向きあいたいわけなのだ。

同時にそれを一つの糸口として、 おれはもっと自分自身と向き合いながら、自分の人生の確かな実感をつかむため、己を晒して生きる術を見出すべく、ここで言葉を連ねていきたいと思っている。

 

そんな次第でこのブログではおれの登った山について、そしておれの人生について、勝手に思い入れを込めて語りたいと思う。

世の登山家の皆様から見れば、おれの登山など大したものでもないし、山についての詳細な情報はネット上にもたくさんあるので、その辺はあまり期待しないでいただきたい。

おれのへっぴり腰気味な登山経験が、これから登山を始めようかと考えている人の背中を押す一助にでもなれば幸いである。

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筑波山山頂にて/2013

 

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