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おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

そのうち自転車と山登りを絡めてみたいと思っていたりするのだが。

今回はちょっと山登りを離れて、以前から変なこだわりを持っている自転車について。

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3DKの狭いマンションで強引に確保しているおれの部屋(4畳弱)の壁の一面には以前レストアしたマウンテンバイクが2台鎮座している。

ここのところ山登りにはまっているので以前よりも乗る機会が減っており、時々ヨメに「何でそんなものが狭い部屋を占領しているのか(乗りもしないのに!しかも2台も‼︎)」と、ツッコミを入れられてはお茶を濁しているのだが、これはこれでとても手放すわけにはいかない大事なお気に入りなのである。

 

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2台ともかれこれ20年以上前の初期のMTBブームの頃に販売されたモデルで、マウンテンバイクといってもサスペンションも付いていないリジットフォーク仕様。太いタイヤを外してフレームだけにしてみると普通の自転車とさして違いもない造りである。

いずれも乗らなくなって放置されているような状態にあったものをレストアしたのだが、そんな次第であまりMTBらしさやオリジナルのスタイルにこだわらず、フレーム以外は最近のパーツ(といっても6~7年ほど前のものだが)を使って街乗りスポーツ仕様にしてある。

 

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まあ古いものだし、当時はそこそこのものだったのだろうが今となっては機能的な優位性など望むべくもない、半端なスポーツバイクである。そんなものを2台も部屋に入れてろく乗りもせずに神棚よろしく鎮座させているのが、ヨメには理解できないようだ。だが、おれ自身は思い入れたっぷりで、かなり気に入っているものなのであり、とても手放す気にはなれない。

 

なんというか、打ち捨てられて錆び付いてしまったが、実はなかなかのポテンシャルを秘めているというその感じが、おれの心の琴線を擽るのである。そしてそういうものを蘇らせるという行為から得られる喜びが、おれは単純に好きなのだ。

 

そんなわけでまずはそのお気に入りの2台を紹介しよう。

 

◼︎チャリ1号:SPECIALIZED・Rock Hopper

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これはおれの兄が最初のMTBブームの頃に買ってきて、やがて飽きられて放置され、実家で朽ち果てていたところを貰い受けたもの。初めてレストアした自転車だ。日本でマウンテンバイクというものが認知され始めたばかりの頃のもので作りが古く、コラムはノーマルサイズ、ブレーキはカンチブレーキしか取り付けられない作りになっている。

一時期実家に戻って暮らしていた時期に、暇だったので手を入れて乗れるようにしてやろうとバラしたのがきっかけで、それからしばらく自転車のレストアにはまることにもなった。

いろいろ試行錯誤しながらいじり回してきたが、現在は細めのスリックタイヤにブルホーンハンドル、デュアルコントロールレバーを装備し、ロードバイク風のスタイルで落ち着いている。

 

◼︎チャリ2号:MONGOOSE・IBOC PRO

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上記の1号をいじるにあたってネットで中古部品なんぞを物色しているうちに、オークションで中古の自転車やフレームなどが多数出回っており、そのなかにかなりいいものなのに粗大ゴミのような扱いで投げ売りされているものが時々紛れていることに気づいた。

そういうのを見つけてレストアして売ったりしたら商売にならないかと思って、当時10数台のマウンテンバイクを落札してレストア販売してみたことがあった。結果的には、まるで商売にならないというか、良い仕事をしようすれば赤字になるし、商売っ気を出すと途端につまらないものになるということを思い知っただけに終わったが…

そのなかで一番気に入って手放せなくなったのがこいつなのだ。

シャンパンゴールドのような変わった塗装の施されたフレームで、細かい部分がちょっと独特の作りになっている。現在は街乗り用のクロスバイクのような半端な仕様になっているが、そのうちもうちょっとMTBらしい感じにして山に連れて行きたいなどとも考えている。

 

結果的に自転車いじりのスキルが身についただけで収支は赤字に終わったが、ボロボロのゴミみたいなものを仕入れては綺麗な状態に蘇らせるという行為自体はなかなか楽しいものだった。以下、ビフォーアフター的にいくつか紹介してみたい。

 

 ◼︎SCOTT・Yecora
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◼︎SPECIALIZED・ROCK HOPEER
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◼︎ARAYA・MUDDY FOX
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◼︎PEUGEOT・METRO
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これはヨメさん用に組んだママチャリ仕様

 

なんというか、工場でちゃんと作られて店に並んでいるような、きっちりマーケティングやらデザインやらされた商品を買うより、そういう流れからはぐれたところにあるもの、主流の生産活動から取り残されたものを自分の手で再生し、妙な愛情を注ぐような「あり方」が、おれには馴染む感じがする。

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バラして磨いて組む前に記念撮影してみた

 

そんな次第で、妙な愛着が断ち切れぬまま自転車たちはおれの部屋の壁に吊るされいる。

ときどきそれを眺め、「いずれこいつに荷物を積んで、野宿しながら旅でもしよう」と妄想したりはするが、あとはときどき思い出したように乗る程度。それでもこの自転車たちを手放せないのは、なんとなくそういうところに理由がありそうな気がする。

 

そんなわけで、これからはこの自転車たちを登山と絡めて楽しむ幅を広げるだとか、そんな感じで活用してみるのもいいかなと思っている。

 

ちょっと前に見つけた記事。トレッキングとサイクリングで「トレックリング」だとか。いいねぇ。greenz.jp

 

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