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おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

#山メシ メスティンで釜めしを極めたい。

山メシ 山道具・Goods

山での食事には栄養補給という現実的な目的と、快楽という非常に人間的な目的という二つの側面がある。

効率よく栄養を摂取することを主眼に行動食に重きを置くこともできるし、食の快楽といったことにこだわれば、背負っていける限りのゴージャスな食事を絶景を眺めながら堪能することもできる。

栄養補給と食の快楽という両極の目的と、それを調理道具も含めて背負って歩くという制約の間で如何にバランスするか、その辺が山メシというやつのこだわりどころというわけだ。

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富山名物おぼろ昆布のおにぎり@別山。ガスの向こうは大汝山。

 

山を始めた当初からおれの山での食事はだいたい同じような感じで、カップラーメンとコーヒーを山頂でいただくというのがメインディッシュ。それにおにぎりを一つとチョコバーとカロリーメイト、最近はミックスナッツとドライフルーツなんかも加わったが、まあ無難な線を外さない感じで要するにあまりこだわりがある感じでもない。

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山で食べれば大抵のものは美味いし、調理の時間を十分に取るような山歩きはしていないし、そんなにゴージャスな山メシへの憧れなどもないというのが基本スタンスなわけだが、ここのところちょっとだけこだわりたいと感じているのが「米のめし」なのである。

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雲取山荘の弁当@鷹ノ巣山。正直なんてことないおかずだが超美味かった。

 

麺類はカップラーメンやら棒ラーメンやらで十分楽しめるのだが、飯となるとおにぎりだったり弁当だったり、冷えた状態のものにしかありつけないという現状。

冷えていても十分美味かったりもするのだが、その状況に一丁風穴を開けてみるのも一興と。流行りのメスティンを使って釜めし風の炊き込みご飯を探求したいという意欲がふつふつと湧いてきた次第なのである。

 

しかしながら山でいきなり一人でやって失敗するとショックもでかいので、自分なりの飯炊き術を会得すべく練習がてらファミリーキャンプで使ってみようとメスティンのでかい版「ラージメスティン」を買ってみたのだった。

で、次の週末のキャンプで満を持してデビュー戦と洒落込もうと思っていたのだが、家庭の事情によりまさかの中止という事態に。。

 

ちなみにメスティン(Messtin)というのは飯盒を意味する英語である。この形の飯盒の商品名かと思っていたが一般名詞のようだ。

で、現在「メスティン」ということで人気があるこの飯盒はtrangia(トランギア)というメーカの飯盒ということになる。ラージメスティンは飯盒(大)といったところか。

まあメスティンで通じるのだからメスティンでいいと思うが念のため。。

 

というわけで、今回はラージメスティンを使って自宅で「焼き鳥釜めし」に挑戦だ!

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通常のメスティンが1.8合までなのに対してラージは3合まで炊ける。

ファミリーキャンプで使用する飯盒の用途となるとこちらのサイズが必要だ。

使ってみて問題なければ普通のメスティンも購入しようと思っているが。。

 

米一合に対して水の量はと調べてみると、180~240mlと色々な説がある。ひとまずめんどいのでおれは200mlで統一することにする。

 

無洗米を使えばいいのだがうちの米は普通の米(北海道産のななつぼし)だったのでとりあえず洗う。

米と水をメスティンに入れてフタしてシェイク!

 

で水切りは。

本体とフタの隙間から思いのほか水が流れるようになっているので流しの上で傾けるだけで一粒もこぼさずに完璧に水を切ることができた。これは便利。

 

洗米は基本1回で十分というのがおれが信奉することにした説である。米の袋には4、5回は洗えとあるが、家で炊くときも1回洗ってせいぜいもう一回すすぐくらいで十分だと感じている。

 

無洗米でない米を山に持っていく際には一度洗っておくか、最悪洗わずに炊いても十分美味く炊けそうな気がする。。

 

で、今回の具材は。

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前夜に食べようと思って買ってきたスーパーの焼き鳥と、その前日にやった焼肉の残りのエリンギ、それに人参を少々。焼き鳥はネギマとモモを使用しレバーはそのまま頂きました。都合4串分を使用。

 

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2合の米に水を400cc。焼き鳥4本とエリンギに人参少々。そこにめんつゆを大さじ1杯入れたのだが正直味が薄かった。2.5杯くらいを推奨。

 

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炊飯の手順(火加減)はネットの情報を参考に諸々検討した結果以下のような感じでいってみることにした。最初はとろ火で5分。ちょっと強めて5分。そこから強火で10分くらい。おこげができるちりちりいう音がしてきたら火から下ろしてタオルにくるんでひっくり返して10分蒸らすと。

 

で、やってみると。まず最初の「とろ火で5分、ちょっと強めて5分」というのの意味がイマイチ理解できていないことに思い至る。よくよく考えてみるとバーナー火加減などあまり意識して使ったことなどないのでどのぐらいがとろ火でどのくらいが弱火かなどという判断さえ覚束ないのだった。

 

そうなるともう、どうしたらいいのかさっぱりわからない感じになり、火を強めたり弱めたり、中身を撹拌しようと振ったりして汁がこぼれてと散々な状況に陥り最後はちりちりという音がなかなか聞こえてこないので火をやたら強くして、やっと聞こえたと思ってあわてて火から下ろしタオルでくるむ手間を省いてひっくり返そうとしたら蓋が開いて中身が溢れ出し、溢れ出した米粒を試しに食べてみたらとても食える状態じゃないような芯が残りまくった状態なのだった。

 一瞬、このまま全部ゴミ箱に投げ込んで仕切り直し、という衝動が脳裏を過る。。

 

が、ここで負けてはいけない。

背中に冷や汗をかきながら心の中で「面白くなってきやがった!」と叫び、気を取り直して反撃開始だ。

 

溢れた米をなんとか納め直してもう一度火にかけて強火で熱するとようやく「これか」と思えるちりちり音がしてきたので今度はそこで少し我慢してみたらなかなかいい感じの音になってきた。

 

蒸気の圧力によって米粒に水が浸透し、残った水分が程よく飛んで焼け始めた米の状態をイメージしつつちりちり音に耳を研ぎ澄まし、「ここだ!」と思えるタイミングで火から下ろす。

そして今度はちゃんとタオルにくるんでひっくり返し、待つこと10分。

 

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なかなかいい感じに出来上がったじゃないの!?

米にはちゃんと火が通り、真ん中あたりにちょっと強めのおこげができたものの問題なく食える状態に炊き上がったのだった。

味が思ったより薄いのでめんつゆをさらに大さじ1杯ふりかけて、全体を混ぜてみたらなかなかいける感じになった。

 

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で、ムスメたちをバルコニーに引っ張り出してプチキャンプ気分で朝飯に頂きました♪

まだ味が薄いという子供らは大好きな生姜焼きのタレをかけて「美味しい!」と喜んで食べてくれた。実際のところなかなか悪くない食い物だったと思う。

 

【今回の教訓】

味付けは米1合にめんつゆ大さじ1杯強。具材のタレとなどあくまで風味付けくらいと考えておいたほうが良さそうだ。

火加減は弱火といってもそこそこの火力は必要?全体にちょい強めの感じで使ったほうが良さそう。吹きこぼれは気にしない。

ちりちり音は意外とはっきり聞こえてくるので炊け具合を音からイメージすることが可能である。

 

とまあなんとなく流れは掴めた感じだ。

これから山やキャンプでいろんなものを入れて釜めしを炊いてみたいと思う。

 

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