おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

この度リリースされたミニアルバムの曲を解説してみるぜ

まあ、解説というか、単純に紹介してみるって感じですが。

今やっているバンドM.J.BAHN。一応今のところ全部の曲をおれが書いてたりするもんで、基本的にそこに込められた思いってのはおれの中にあるということについて責任を感じていたりするわけですよ。

 

バンド(音楽)なんかろくにやってこなかった40半ばのおっさんが、何を思って歌など作りやがったのか?はたまたどのツラ下げてそんなものを人前で歌ったりしやがるのか??

 

うちのヨメさんなんか知り合ってから10有余年、特に音楽好きといったそぶりを見せることもなく(コピーバンドなんかはやったりしたけど)時々山に行ったりしながら日々お父さん業に勤しむおっさんがいきなり「本気でバンドをやる!」なんて言い出して自作の歌を歌い出したりしたもんだから、「このロクデナシがついにぶっ壊れやがったか」とポンコツダメ人間を見下すような冷ややかなんてもんを遥かに通り越した視線を散々送りつけてきたわけで、やはり客観的に見ておれのようなおっさんが突然ロックシンガー然とライブやったりレコーディングしたりってのはちょっとした狂気の所業を見られても仕方がないとは思うのだが、しかしそれらの曲は曲がりなりにもおれが人生の中で培ってきたものたちの結晶であり、メンバーの頑張りも手伝ってなかなかにご機嫌な感じに仕上がっているわけで、できればより多くの人に聞いてもらいたいというのが正直なところなのである。

実際に出来上がったものを聴いた嫁さんからも、「なかなかやるじゃない」ってな眉唾な感じの評価をいただいておりますし。。

 

つうわけで、M.J.BAHN1stミニアルバム「明日に向かって」の曲をご紹介!

 

では1曲め、Nobody Knows…

Nobody Knows...

Nobody Knows...

 

 タイトルの「Nobody Knows」って言葉。直訳すると「誰も知らない」となる。最初、バンド名を考えるにあたってこの言葉が候補になったぐらいだから、それなりに思い入れがあるキーワードである。が、バンド名としてはメンバーの反対にあい、最初は「なんでダメなんじゃ?」と反発する気持ちもあったが、今ではすっかり説得されて「やめといてよかった」と思っている。

何やら同じような名前のバンドみたいなのもあるようだし、是枝裕和監督の映画「誰も知らない」もまさにこれ。でもおれがこの言葉を引っ張ってきたのは日本パンクシーンのレジェンドであるラフィンノーズの「fallin fallin into your hart」って曲から。サビの部分に「nobody knows my pain. it’s ain’t easy to know」ってな感じのフレーズがあって、昔からよくこれがおれの頭の中で流れるのだ。

「誰もおれの痛みなんか知らない、わかるわけねえさ」と、自分だけにしかわからない、誰とも分かち合えない心の痛みや孤独と向き合う時に、そこに生まれた負の感情をこのフレーズが逆転してポジティブな力に変えてくれるような、ある意味おれにとって魔法の言葉みたいなものなのである。

誰しもがその人にしかわからない、誰とも分かち合えない経験を、その道を歩いた人だけの人生っていうものの中を生きている。それは絶対的な孤独であると同時に、あらゆる人の運命であるという点においては絶対的な共通点であり、「誰も知らない」がゆえにそこに共感が生まれた時に人間同士ってのはより深い部分で分かり合えるんじゃないかと、そんな希望を込めて作った歌なのである。

サビの部分、「Nobody knows my cause」という言い回しはあまり英語ではしないのかな? その辺はよくわからないけどおれ的にはこれでしっくりきたのでこんな言葉を使ってます。

 

 

2曲め、LOVE & HAPPINESS

LOVE & HAPPINESS

LOVE & HAPPINESS

 

これは愛と幸福についての歌。だけどその愛も幸福も他人じゃなくまず自分ってことが言いたいのである。

自分を表現しようなんて慣れないことをやってると、つまらん「自意識」ってのがすぐに邪魔してきやがる。「オマエ、何いい気になって自己愛まみれの言葉やらツイートやらインスタやら垂れ流しとるんじゃ? いい歳して恥ずかしくないのか?」みたいな感じで自分をdisってくる自分との闘いみたいな状況に陥るもので。実際に表現しなければそれは心の中で自由に羽ばたいているものだったのに、取り出して人に見せた途端にめちゃめちゃ恥ずかしいものに変わったり、「何このおっさんキモい!」なんて言われるようなリスクにもなりかねないものだったりするわけだ。

それでも「やる」というおれを含めた(広い意味での)表現者に「自分を愛することから全ては始まるのだ。それでいいのだ!」というエールを送りたい、ってのがこの歌の骨子なのだが。

ところで「自己愛」と「自己犠牲」ってことを考える時におれの心に過るエピソードがある。数年前にニュースで見ただけの話なのだが、印象深い話なので覚えている人も多いかもしれない。冬の北海道で吹雪に見舞われホワイトアウト状態になる中で娘をかばって凍死した父親の話だ。家のすぐ近くにいたのに吹雪のせいで全く視界が利かなくなり、雪に埋もれてしまった親子なのだが父親が自分の上着で娘を包んで覆いかぶさるように抱きしめていたおかげで、父親は凍死してしまったけど娘は無事救出されたという話で、そのニュースを見た時に同じ年頃の娘を持つ身として否応なく「おれに同じことができるだろうか?」と自問したものである。

正直なところ同じことができるかどうか、わからない。しかしこの娘を守った父親の愛ってのは娘への純粋な愛っていうものだけではないようにおれには思えた。自分への愛が勝ったからこそ、このお父さんは自分を犠牲にして娘の命を守ることができたんじゃないだろうか。と、詳しい解説は面倒なのでこれ以上は各自推測してもらいたいところだが、そう思えた時におれにはこのお父さんの行動が理解できたような気がしたのである。

そんな感じで、「誰かを愛し、誰かを幸せにしたいなら、まず自分を愛し、自分の幸せを求めよ」と自分に言い聞かせるための口実にしたい歌でございます。

 

 

で、次は。3曲め、猫★ネコ★ねこ★NEKO

猫★ネコ★ねこ★NEKO

猫★ネコ★ねこ★NEKO

 

おれの中にこの着想が生まれたのは遡ること20年くらい前になるだろうか。当時サラリーマンだったおれは毎晩のように飲み歩いてはわけのわからん与太話に興じていたのだが、その頃の思いつきの一つがこの曲のモチーフになっている。

 

武田信玄曰く「風林火山」即ち「猫★ネコ★ねこ★NEKO」なり!という話である。

 

疾きことの如し

徐(しず)かなることネコの如し

侵掠することねこの如し

動かざることNEKOの如し

 

と、こんなことを考えて当時「短編歴史童話」として同名の童話(ひどい話だが…)を書いたりもしたのだが。

この曲を作った半年ほど前のある日、うちの近所でゴミ置場を荒らすカラスと野良猫が抗争を繰り広げる様を見て、ふとこの話を思い出したのがきっかけとなり、冗談半分で作ってみたのがこの曲である。が、冗談半分で作った割にはメンバーからの評判も悪くなかったので、紅白歌合戦を出場を目指すM.J.BAHNとしてはその前振りとして「みんなのうた」あたりで使ってもらえないかと考えたりしてるんですがNHKさんどうでしょうか??

ちなみに同じようなことを考える人が間々いるようで、風林火山が全部猫に置き換えられるといったツイートが多くのリツイートを得ていたり、曲のタイトルとまったく同じ表記の猫好きグループが某SNSにあったりというのを見かけたが、おれがここで言いたいのは「おれがオリジナルだ!」ということである。

とはいうもののおれが思いつくことくらいみんな思いつくわな。

なので、自分もそう思ってたって人がいたら、ぜひ聴いて共感してみてください。

で、この曲は映像とかアニメとかと親和性が高そうなのでそんなのとコラボしてプロモでも作れないかとあれこれ画策したりしているようなので興味がある方はぜひこちらからご連絡を。

つうわけで、巷に溢れる猫愛に便乗しておっさんにも愛のお裾わけをと企むM.J.BAHNに愛の手を!

 

 

そしてラストはアルバムタイトルにもなっている、明日に向かって

明日に向かって

明日に向かって

 

この曲に関しては、もうほとんど歌詞そのまんま。なのでとりあえず1番の歌詞を引用しておきます。。

 

例えば君が誰かを傷つけたことを悔やんで

どれだけ自分を責めてみたって

誰も救われはしないだろう

 

自分に向けた刃がどれほど真摯なものでも

君を待つ人を傷つけるだけ

壊れたものはもう戻らない

 

忘れてしまえとは言わないけど

その思いが本物なら

痛みを力に変えて

立ち上がればいい

 

昨日には戻れなくても

明日は変えられるだろう

だからここから歩き出すのさ

明日に向かって

 

長年生きてくると良くも悪くるもいろんなものが心の中に溜まってくる。人を傷つけたこと、自分が傷ついたこと。。そういうのが心の重しになったりして自由に飛ぼうとする自分を縛り付ける重力みたいなのを発生させてたりするんだけど、そいうマイナスに作用しようとする力を、自分の中で前に進む力に変換するきっかけみたいなものにしたいと思って作った曲。過去は変えられないわけだし、今できることはここから先へ、前を向いて生きていくことだけ。失敗した過去への落とし前をつけるなら、ここから先を生きる中でやるしかない。当たり前のことだけど、ついつい振り返ってしまうのが人間ってものだけど、実際にその積み重ねこそが今の自分であるなら、それを背負って前を向こうぜ!ってそういうことが確認できたらいいかなと。

 

 

以上、こんな感じの4曲が今回りリースされたミニアルバムに収録されているわけである。

そしてそんな思いを込めて作った曲が、ギター、ベース、ドラムというバンドの各メンバーたちによって練り上げられ、言葉とメロディーを超えた表現として結実していると自負している。

 

つうわけで、ここまで言われたたら聴いてくれるよな?

 

では以下のリンクからどうぞ!

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