おれの山、おれの道

生半可なおっさんが主観的に山登りと人生を語るブログ

バンドをやるぜ!

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四十も半ばを過ぎ、それなりに年もとった者のたしなみででもあるかのように、事あるごとに自分のことを自嘲交じりに「おっさん」だなどとうそぶいてみるおれがいる。

そんな「おっさん」であるおれは、いわゆる世間から求められる「大人」な振る舞いもそれなりにこなし、子供には見えない世の理(ことわり)を知っているかのような顔をして世知辛い世渡りをして生きている。

 

しかし実際のところ腹の中はガキの頃とさほど変わっちゃいない。

「くだらねえぜ!」と吐き捨てたあの頃の思いが消えたわけではない。

雲の切れ間に垣間見た、あの空の高みに描いた憧れが消え去ったわけではないのである。

 

ガキの頃描いた夢は叶わなかった。

あの頃のおれが今のおれを見たら、がっかりするのだろうか。。

時々そんなことを思うおれがいる。

 

でもまだ終わったわけじゃない。

おっさんなりのやり方で、もう一度、己の心の奥にまだ消え残る灯火を燃え上がらせてやることだってできるはずだ。ガキの頃にできなかったことが、歳を重ねた今だからこそできる、そんなことだってあるはずだ。。

 

そんなわけで、ロックバンドをやることになった。

まあ、コピーバンドならここ数年、時々やることもあったが、今回は本気のバンドだ。

曲はもちろんオリジナルで勝負する。。

 

それにしても自分で曲を書いてバンドをやるなんて四半世紀ぶりのことだ。

その四半世紀の間、まさかこうなると思ったことは正直全くなかった。何かしら本気で自分を表現しようと試みることがあるとしても、それがロックバンドという形をとるとはついぞ考えることはなかった。

 

思えばガキだったおれに自我が芽生え、社会と向き合おうとし始めた頃に受けた最初のインパクト、それがパンクロックという音楽だった。当時16,7のおれにとってそれは最高にリアルなもので、一般的な感覚の人よりも強く傾倒したおれはバンドを組み、人生をかけたつもりで突っ走った。

そのために高校を中退して家を出た。パンクロックがおれのリアルなら親の世話になりながら学校に通い、先生の言うことを聞きながらやりたくもないことをやるのは嘘だと思ったからだ。

 

結果、うまくいかず挫折。。

何の結果も残せないまま苦い思い出を胸に、おれは音楽(ロック)から遠ざかることになった。アホなガキなりに本気だった分、その思いは心の奥深くに丁重に葬り去られたのだった。。

 

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それからすでに四半世紀。おっさんになり、経験を重ね少しずつ過去の自分と和解するとともに、自分の中にあるおれを動かす力はやはりロックンロール(的なもの)なのだという思いを強めながら、現在に至った。それでもおれは自分が再び音楽に本気で取り組むことがあるとは一年前まで考えてもいなかったのだ。

そんなおれが今、本気でバンドをやるつもりでいる。自分にとって最高にリアルな、かっちょええ大人のロックンロールを自分自身で表現したいと思っているのである。

 

一体何があったのか?

おれにもよくわからない。(というか、話すと長いので別の機会に。。)

だが、音楽を通じておれが表現したいことは、はっきりと見えている。

 

自分の中にくすぶる思いをしみったれた感傷まじりに表現したいわけではない。

過ぎ去りし日々への追憶を甘ったるく開陳するつもりなどない。

「おっさん」となったおれが何を思い、これから何を為さんとするのか。

今ここから始まる未来に向かう思いこそが表現されるべきものだ。

 

「おっさんなんだからやめとけよ」、なんていう心の声を蹴飛ばして、「おっさんってかっこいいんだな」と言わせたい。おっさん(=大人)がかっこいいってこと自体が人類にとっては大いなる希望なんじゃないかとおれは思っている次第だ。。

 

歳をとり経験を積み重ねていくことがかっこいいことでないんだとしたら、人生は絶望への道になってしまう。ただ若い頃にあったものを失くしながら、現実の中ですり減り衰えていくだけが大人になるということなのだとしたら、そんなものになりたいと思う奴はいないだろう。

 

だからこそおっさんとして、大人のかっこよさというものにおれはこだわりたい。

そのかっこよさっていうのは、ファッション雑誌に載ってるようなものでは決してない。テレビの向こうで気取って見せてるようなそういうものではない。今時はファッション雑誌とか、テレビとかじゃないのかもしれないけど、その辺はおっさんだからよくわからないが。。

 

しかしそれはかっこいいものの真似をすることでは決して得られない、自分にしかできない輝きを放つことなのだという確信だけはある。

そうやって放たれる光はたとえ不細工でもかっこいいのだという確信を胸に、その辺を目指してやっていきたいと思うわけだ。

 

とまあしかし、そんな思いが固まり一歩踏み出してみれば、案外と道が開けてくるところが人生の面白いところだ。最高のタイミングで最高のきっかけを得て止まっていた時計が回りだすと、一人また一人と最高の仲間が集まってきたりするのである。

 

そしてついに動き出したおれ(=オレたち)のバンド。

その名を「M.J.BAHN(えむじぇいばーん)」と云ふ。

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皆それぞれに人生の経験を積んできたおっさんが4人。

もちろんおっさんとして背負うものも音楽との向き合い方も皆それぞれのスタンスがあるわけだが。

ただ一つ、皆に共通する心構えがあるとすればそれは「本気(と書いてマジ)でバンドをやる」というこの一事に尽きる。(本気と書いて)マジのバンド、即ち「M.J.BAHN」である。(この名前に隠された「愛」があなたには見えるだろうか?)

ちなみに「BHAN」はドイツ語で「軌道」というような意味。アウトバーンとかアイスバーンのバーンであり、このブログのタイトルにある「道」というもう一つのテーマにも繋がったわけだ。

 

そんなわけで。

遊びじゃなく、若い頃の思い出を引きずった趣味では無く、今の自分のリアルなものを体現するおっさんロックバンドは紅白出場(笑)を目指して始動したのである。

 

手始めに地元埼玉は北浦和のAyersというライブハウスでのライブが決まっている。

曲は粗方完成しており今それをバンドで揉んでいるところ。

一人では起こせない化学反応がビンビンに起こってくるのがバンドの面白さというやつで、おれが勢いで書いた曲たちがどんどんかっこいい感じに仕上がってきているぜ。

 

そんなわけで(自称)今世紀最大の新人バンドM.J.BAHANの第一歩を目撃したい人は4月7日、北浦和Ayersに集合だ!

http://www.spirits-jp.com/ayers/

 


音源はまだ途中段階のデモ。曲によってはギターもベースもおれが弾いてるので悪しからず。。

 

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しかしまあ、おっさんおっさんと言うけど、おれなんかよりもひと回り上の人達が第一線でやってる世界だからな。。調子に乗っておっさんおっさん言うのも実は少し気が引ける次第でもある。

 

そんなわけで久々のブログ更新は今までと随分違った路線な感じになった。人生何があるかわからないものだが、どこまで行ってもおれはおれ。その時々にリアルなものに全力で向き合うしかないのだ。

山のこともそのうちやりますのでよろしく。

 

■自分と音楽についての過去記事------------------------

 

■バンド結成の経緯についてはこちらに----------------

yoshixim55.hatenablog.com